『てかがみ』こんなに考える
おしゃべりするより、書く方が好きなんです。
十年前、上の子供が四歳のとき思いついて書いたのが採用され、うれしくて連続して出しましたが、近ごろは年に一回ぐらいでしょうか。
学校時代は文芸部で文集をつくったりするのが好きでしたが、子供の小さいころは育児に手がかかり、読むばかりだったんです。
子供が四つ、五つになり、書いてみようかなあ、という気になりました。
大勢の前でしゃべるのは苦手で、気持ちも伝えにくいが、一人で書くと、いろんな思いも出てくるでしょう。
だから友達に対しても電話より、手紙を書くことにしています。
『てかがみ』でもそうですが、書くことによって友達がたくさんできるのが一番うれしいです。
昭和五十三年一月三日 愛媛新聞「てかがみ(座談会)」掲載
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